プラネット薬局 | 日記 | 東京散歩ブログ　池上線に乗って　池上本門寺　その１

東京散歩の誠兵衛です。
カメラ片手に出掛けた東京都内や近郊のおすすめ街歩きコース、飲み歩きスポットを
ご案内するブログです。
時には番外編として折々のトピックスやイベントのご紹介もしてまいります。


今回は、東急「池上線（いけがみせん）」に乗り、池上本門寺を訪ねた後、蒲田の居酒屋で〆ることとしました。

池上線
池上線は、東京都品川区の五反田駅と大田区の蒲田駅とを結ぶ東京急行電鉄（東急）が運営する鉄道路線。
距離10.9kmに起終点駅を含め15の駅があります。元々は今回お邪魔する池上本門寺参拝客を輸送するため
1922年（大正11年）池上電気鉄道が蒲田 - 池上間 (1.8km)を 開業。



五反田駅
五反田駅でＪＲから池上線に乗り換えます。池上線の五反田駅はビルの４階からホームが始まり、
目黒川を高架で跨いでいます。蒲田駅行きに乗り、出発進行。
電車は住宅街を縫うように走り、一部区間は高架、あるいは切り通しで地面より低い。切り通し部分の
法面（のりめん）は盛り土ではなく、コンクリートであったり、地下駅もあります。
平均駅間わずか780ｍながらちゃんと複線かつ車両も比較的新しく、しかも３両編成。
誠兵衛てっきりおもちゃのような旧式電車が１両かせいぜい２両連結でのんびり走っている東京の中の
レアローカル線かと思い込んでいましたが、おみそれしました。まあ、高架や地下部分を除いては商店街に
通じる小さな踏切も結構ありますが。
以前寅さんの故郷、葛飾柴又を訪れた際に乗った京成金町線と比べるとこちらの方が都会的かな。
その時の記事はこちらをクリック　→



ヒット曲♯「池上線」♭
池上線と云えば、ヒット曲「池上線」。
誠兵衛、名前は覚えているものの、どんなメロディだったか全く記憶なし。そこでYuotubeで聴いてみた。
この曲と歌手のファンの皆様には誠に申し上げ辛いんですが、どうもこのメロディ、ピントこない。
一度聞いたら忘れられないようなサビだとか曲のへそというか肝というか、そんな盛り上がりを感じません。
誠兵衛の感受性が鈍いんでしょうな。誰でもすぐ覚えて口ずさむことが出来る。これがヒット曲の所以だ。
なんて聞きますが。この曲に関しては・・・・・。
歌詞には、"池上線が通る町にあなたはもう来ないけど、私は今日も池上線に乗る。"という意味合いの
リフレインがあり、悲しい女性の心境を偲ばせます。
という事は、「池上線には失意の女性が良く似合う。」って事か。
車内を見渡すと、部活で疲れちゃったのか大口開けて寝てる女子高生。連れ立ってお出かけしたのか
賑やかにしゃべったり、笑ったりに忙しいオバちゃん３人組。ウェスト近辺は妊娠後期、お顔の付近は
前期高齢者風のご婦人、こちらも電車の揺れに合わせ心地よさそうに爆睡中のご様子。
何だか池上線ご利用の女性陣は皆、幸福度・人生に対する満足度が高いようにお見受けしました。

尚、「池上線開通80周年」の2007年には「池上線を全国に広めた」ということで特別列車「名曲池上線号」が
運行され、この曲を歌った西島三重子さんも乗車してイベントが行われたんだそうな。ちっとも知らなんだ。




戸越銀座
ヒューマンウォッチングしている間に電車は、沿線随一の商店街の名を冠した戸越銀座駅に停車。
ここで途中下車しましょう。
戸越銀座通り沿いにある３つの商店街の総称が戸越銀座。全長は約1.3km。日本一長い商店街であると
メディアで紹介されることもあるが、本当は大阪・天神橋筋商店街の約2.6kmが最長とされるそうな。
とにかく延々と続いている。なんでも関東震災後、本家の銀座の瓦礫をこの地に運んで低地を
埋め立てたことから「戸越銀座」と命名。日本中何処に行ってもある「○○銀座」の第一号とのこと。
ここにもゆるキャラと言うかマスコットキャラクターが居て、その名も戸越銀次郎（通称、銀ちゃん）。
あいにく本日はお出ましにはならず。 しばらく銀ブラを楽しんでから再び池上線に。

ここで一句

池上線　今日も走るよ　歌にのせ

今回はここまで。
次回はいよいよ池上本門寺と蒲田に行きます。
東京散歩の誠兵衛でした。