プラネット薬局 | 日記 | 東京散歩ブログ 葛飾柴又散策 その1

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プラネット薬局 の日記

東京散歩ブログ 葛飾柴又散策 その1

2014.03.05

東京散歩の誠兵衛です。
カメラ片手に出掛けた東京都内や近郊のおすすめ街歩きコース、飲み歩きスポットを
ご案内するブログです。
時には番外編として折々のトピックスやイベントのご紹介もしてまいります。

今回の東京散歩は葛飾柴又。 ご存知フーテンの寅さんの故郷です。

コース
1 柴又駅前寅さん像、帝釈天門前参道商店街、柴又帝釈天
2 寅さん記念館、山田洋次ミュージアム
3 矢切の渡し、山本亭、柴又八幡神社、金町居酒屋

柴又駅前寅さん像



「わたくし、生まれも育ちも葛飾柴又です。帝釈天で産湯を使い・・・・・、」
ご存知寅さんの名文句(啖呵ばい)に引き寄せられ、今回は葛飾柴又を回ります。
柴又には京成高砂と京成金町を結ぶ京成金町線が便利。と言うことで、誠兵衛は高砂駅に。
電車は平日昼間は一時間に4本しかありません。東京都内なのに単線です。都会育ちの若い人たち、
単線って分りますか?勿論線路は二本ありますよ。これが東京都なのか。我が目を疑う。

さらに柴又駅には袴線橋もありません。下り(金町方向)ホームから改札までは駅内踏切を渡ります。
これもなんだかとても懐かしい雰囲気。もっとも登り階段をヒーハー云って登り、今度は同じ段数だけ
膝の痛みを気にしながらハーハー言って下る袴線橋よりホームへの段数少ない踏切の方が身体には楽。
寅さん目当ての中高年観光客が多い柴又駅ならではの心遣いなのか?

京成電鉄、やるじゃないか! って予算の都合かな。

駅前には勿論寅さんがお出迎え? でも駅の方、向いてないぞ!よそ見してるぞ!

そうです。旅に出る寅さん(大概マドンナに振られ、失意のどん底か。またまた皆さんに迷惑掛け
居づらくなっての旅立ち)を心配して見送る”さくら”に向かって、
「ちょっくら旅に出てくるよ、心配いらないぜ!」と言っている風情。

その目線には、しかし、みやげ物屋の黄色い幟「金のう○こ」。
おっとこいつはいけねえな! 見なかったことに。

>ここで一句<
柴又の 駅前見守る 寅さんが
振り向いた 視線の先に 帝釈天
高砂と 金の町むすぶ 葛飾柴又
誠兵衛

帝釈天門前参道商店街


誠兵衛、この朝 寝坊して朝食抜きだったので腹ごしらえの為、駅前から参道入り口の名物店、
「かなん亭」に直行。店先に「スープカレー、500円。大盛りOK、お値段そのまま!」のサンプル。
迷うことなく大盛り注文。待つことしばし、大盛りスープカレー到着。むむむっつ!ライスあるいは
ご飯又の名を銀シャリの量が半端でない。
通常の2杯分はあろうか。やや腰が引けながら、大盛り頼んで残したら、お店の人に申し訳ない。
お米の生産者にも顔向けできない。ましてここは寅さんのふるさと。一粒でも残したら、二度と
この地に足を向けるこことなど、到底許されまい。あぶら汗流しながら、決死の思いで完食。ふーっ、疲れた。まだ街歩き前なのに!
このスープカレー、ワンコインでも味よし。ちょっと食べすぎだけど、柴又歩きの幸先良し。


参道商店街を進む。ありました!右手に「とらや」(注)の看板とのれん。店頭ではおばちゃん、いやおねえさんが
草だんごの即売。しかし、スープカレーでお腹一杯故、帰りに頂戴しますぜと一人ゴチて通り過ぎる。
でも何のことはない、帰りは寄り道して参道は歩かず、かつ既に夕方の居酒屋モード全開で草団子の事など、
まるっきり思い出しもせず。申し訳ない。堪忍しておくれよ、おいちゃん、おばちゃん、さくら!

注:映画の舞台に使用した団子屋が、実際に「とらや」に屋号を変更したため、作中の団子屋の屋号は、
第40作から「くるまや」に変更。実際に柴又の店舗で撮影されていたのは第4作までで以降は撮影所のセット。


>ここでまた一句<
寅さんを まねて風切る リチャードギア
柴又の 参道抜ける 春のかぜ
誠兵衛


柴又帝釈天



こちらご存知の柴又帝釈天は、寛永6年(1629年)開創された日蓮宗寺院。
正式名称は経栄山 題経寺(きょうえいざん だいきょうじ)。縁日は庚申の日とされ、多くの参詣人を
集めるようになった他、夏目漱石の『彼岸過迄』を始め、多くの文芸作品に登場。


参道の先に帝釈天の立派な山門、一礼してくぐり、本堂前に進む。佐藤蛾次郎扮する源公が
境内の掃除をしているはずだが今日は見かけない。首をめぐらせ笠智衆扮する御前様を探すも、
やはりご不在。やむなく振り返って山門脇を見ると、おっとご不在の二人に代わり、寅さんがありがたい
おみくじをご用意して待っていてくださる。200円納めると寅さんの名せりふと共におみくじが出てくる仕掛け。 
しかし誠兵衛100円玉なし、500円玉50円玉使用不可。これも帰りに頂くことに。


>ここでまた一句<
帝釈天 産湯つかるには まだ寒し
御前さま 源公居ぬ間の 帝釈天

今回はここまで。次回はお待ちかね寅さん記念館から。
東京散歩の誠兵衛でした。

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