プラネット薬局 の日記
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東京散歩ブログ 東京ビッグサイト 危機管理産業展
2014.11.27
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東京散歩の誠兵衛です。 カメラ片手に出掛けた東京都内や近郊のおすすめ街歩きコース、飲み歩きスポットを
ご案内するブログです。
時には番外編として折々のトピックスやイベントのご紹介もしてまいります。
今回は、東京ビッグサイトの危機管理産業展(10月15~17日開催)に行きました。
最寄り駅 ゆりかもめ国際展示場正門、東京臨海高速鉄道国際展示場に降り立つと
東京ビッグサイトの巨大な構造物が目に飛び込んできます。
早速受付を済ませて展示スペースに向かいます。
防災システム、非常用食料・水、救助用車両や装備など広い会場に海外を含めた出展者のブースが並びます。
また、自衛隊・海上保安庁・消防庁・警視庁など救助を担う公的部門も出展し防災意識の高揚を図っています。
近年の東日本大震災、各地で頻発する土砂災害などの自然災害への備えや対テロ対策まで
広範囲にわたる防災・減災グッズや救助用機器・非常通信システムなどを直接眼で
見て手に触れる機会とあって多くの来場者が詰め掛けていました。
その中で気になった展示をご紹介します。
各種車両・ゴムボート
救助・捜索の現場で使用される不整地走行も可能な車両。
大きいのは陸上自衛隊のNBC8輪偵察車(核・生物・化学兵器対処)、米国製のバギーに
小型水陸両用車、そしてキャタピラー付き車椅子。
水難救助用ゴムボートのブースにはこんなキャッチコピーが。「ご家庭での災害時に備え、一家に一台をご提案します。」
備えあれば憂い無しと言うけれど、誠兵衛の家で偵察車やゴムボートは普段の置き場所に困ってしまう。
もっとも偵察車は市販していないそうだ。
非常食
災害に備え、家庭や帰宅困難者対策で企業・自治体も非常食・水・救急用品の備蓄は必須。
非常食はかって乾パンが代表選手だったけれど、不味い・パサパサで貴重品である
水無しでは喉を通らない等、その有効性が疑問視され、最近ではレトルト・フリーズドライの各種製品が開発されている。
備蓄可能期間も2~3年から5年、10年と延び最長20年の製品も紹介されていた。
本当に緊急の際、味なんてかまってられないとは言え、美味しいに越したことはありません。
おいしく食べやすく、そして必要な栄養を補給できる、非常食も進化中です。
簡易トイレ
ライフラインが止まっても人の排泄機能には待ったなしで、排泄物処理の簡易トイレは
多くのブースで展示してありました。
錠剤や粉末タイプの凝固材とポリ袋のセットです。家庭や事業所・避難場所となる施設でも常備すべきアイテムです。
今年富士山では登山者にも配布されてとか。誠兵衛も山登りには必ず持参しています。
僅かの時間で排泄物を固まらせ、中には消臭効果を持たせた製品や人目を隠すように
ポンチョをセットした製品もありました。
折り畳みヘルメット
地震や噴火による落下物や倒壊した建物で大事な頭部を守るヘルメット。常備したいのですが、
普段はかさばって邪魔になる。そこで折り畳みタイプが各種開発されています。
簡易ヘルメットとしてA4サイズのプラスチック製書類ホルダータイプも出品されていました。
普段はビジネスバッグやランドセルに仕舞い込み、いざと言うときにこれを開いて頭に載せる。
頭に当たる部分にクッションが付けてあり、あご紐も装備。これなら出先でも使えそうですね。
勿論普段、これを頭に載せるのは止めてくださいね。
天災は忘れた頃にやってくる。この頃は「忘れる間もなくやってくる」ようになりました。
個人としても企業・団体としても準備は怠り無く、襲って来る災害は止めようが無いとしても、
その被害を可能な限り小さくして、出来る限り早く元の生活にもどれるよう気を配らなければとの思いを強くした一日です。
ここで一句
いつか来る その時のため 今備え
これからは 一家に一台 ゴムボート
今回はここまで。
東京散歩の誠兵衛でした。