プラネット薬局 の日記
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東京散歩ブログ 旧古河庭園 バラ薫る
2014.05.24
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東京散歩の誠兵衛です。
カメラ片手に出掛けた東京都内や近郊の街歩きコース、飲み歩きスポットを
ご案内するブログです。
時には番外編として折々のトピックスやイベントのご紹介もしてまいります。
今回は、バラで有名な旧古河庭園に出かけました。
最寄駅:JR京浜東北線上中里駅から徒歩7分、東京メトロ 南北線西ヶ原駅 徒歩7分、
JR山手線駒込駅からは徒歩12分。
【入園料】一般150円
1917年(大正6年)に古河虎之助男爵の邸宅として現在の形に整えられた。現在は国有財産であり、
東京都が借り受けて一般公開している。国の名勝に指定されている。
旧古河庭園(きゅうふるかわていえん)はもともと坂本龍馬、桂小五郎(木戸孝允)、伊藤俊輔(博文)などの
志士と交友があり後に外務大臣となった陸奥宗光の邸宅があった。、
宗光の次男である潤吉が古河財閥創業者古河市兵衛の養子となったことから古河家の所有となった。
1917年(大正6年)、古河財閥3代目当主虎之助(市兵衛の実子)により洋館と庭園が造られ現在の形となった。
洋館と洋風庭園は、多くの洋風建築を手掛けたジョサイア・コンドルの設計。
また、日本庭園は近代日本庭園の先駆者と称される小川治兵衛(植治)によって作庭された。
1926年(大正15年)以降は、古河家の迎賓館として使用され、戦後は一時英国大使館の宿舎として接収された。
財産税の物納で国有財産になった後は東京都に無償で貸し出され、1956年(昭和31年)4月30日に都立公園として開園。
入口を入ると直ぐに洋館が見えてきます。2階建ての外観はルネサンス調と呼ばれる様式。
一日3回行われるガイドツアーで内部の見学が可能。また1階には喫茶室も設けられています。
また、洋館を貸し切ることも可能だそうで、結婚式やコンサートにも利用されるそうです。
でも間違っても飲兵衛仲間で飲み会なんて企画しないでくださいね。品位が下がりますから。
洋館の手前からバラ園が始まります。洋館の南側の傾斜を利用して造園された洋風庭園は、
テラスが階段状に連なるイタリア式庭園と、平面的で幾何学的に構成されるフランス式庭園の技法が
あわせて用いられているそうな。
洋式庭園を下りきったところからが日本庭園。池や滝を模した流れもあります。
バラ満開のこの季節には大勢の人で賑わいます。
人が居なかったら東京とは思えないような静かな庭園なんですが。
もし財閥の御曹司であったなら、このような見事な庭園を独り占めできたかも。
園内の売店では食用バラを練りこんだバラアイス¥250がお勧めです。
<画像>
ここで一句
人波の 古河庭に バラ薫る
東京散歩の誠兵衛でした。
次回もお楽しみに。