プラネット薬局 の日記
-
東京散歩ブログ 愛宕神社 出世の石段 その2
2014.04.19
-
東京散歩の誠兵衛です。
カメラ片手に出掛けた東京都内や近郊のおすすめ街歩きコース、飲み歩きスポットを
ご案内するブログです。
時には番外編として折々のトピックスやイベントのご紹介もしてまいります。
今回は愛宕山のNHK放送博物館を見学します。
NHK放送博物館
愛宕山上、愛宕神社の南側(東京タワー方向)にNHK放送博物館があります。
入館料:無料 休館日:毎週月曜日(祝日除く)
1925(大正14)年3月22日朝9時30分、東京芝浦にあった東京放送局(のちの日本放送協会)仮放送所から、
日本のラジオ放送第一声が発信されました。局のコールサインJOAKをアナウンサーが読みあげた後、
初代総裁後藤新平が放送の役割として文化の機会均等、生活の革新、経済活動の活性化等を
うったえる挨拶を読み上げたとの事。
同年7月、愛宕山で本放送が始まったことから、愛宕山は“放送のふるさと”と称されるようになったそうな。
満鉄初代総裁で外務大臣等を歴任し、東京市の市長にもなった後藤新平氏が東京放送局
(のちの日本放送協会)の総裁だったとは知りませんでした。
ものの役には立ちそうにないけれど、勉強になるなあ!
1956年、世界最初の放送専門の博物館として、愛宕山にNHK放送博物館が開館。
ラジオ放送が
始まってから90年近く経ち、放送はラジオからテレビへ、衛星放送、ハイビジョン、デジタル放送へと
大きな技術革新によって発展。
放送博物館では、放送の歴史をさまざまな実物展示や、画像 映像で分りやすく説明。
また、過去放送されたドラマ、ドキュメンタリーなどを自由に視聴できる映像の図書館といえる「番組公開ライブラリー」、
「図書・資料ライブラリー」なども利用可能です。
展示スペースには、放送開始当時からの機材、カメラや録音機、ラジオやテレビの実物が時代ごとに展示。
昭和20年8月15日玉音放送に使用された天皇の音声を録音したレコード盤や日本最初のテレビ実験放送に
使われた高柳式テレビ復元模型もありました。大河ドラマで実際に使われた衣装やニュースや
スポーツ放送などの画像、映像が展示され興味深い。また実際のスタジオを再現したスペースもありました。
館内は、紅白歌合戦出場者のサイン色紙のコーナー以外は撮影可能ですが、ブログ等で公表するには
手続きが必要とのこと。残念ながら画像をお見せすることが叶いません。悪しからずご了承のほど、
お願いいたします。
SOWA(ソーワ)アイスクリーム
愛宕山から神谷町の交差点に向け桜田通りから2本東側(愛宕山寄り)の道路を進むとアイスクリーム専門店
SOWA(ソーワ)があります。創業は東京タワーが出来上がる前の昭和30年の老舗。
住所:東京都港区虎ノ門3-19-9 定休日:土日、祝日
創業当時は周辺のホテル、レストランへの業務用アイスクリーム・シャーベットの卸売からスタート。
本来はコース料理のデザート用に作られたもの。料理の締めくくりとなるべくあっさりと、
しかしリッチな口どけが特徴。
現在このお店の製品はデパートやスーパーには卸しておらず、この店でしか味わうことができません。
(自由が丘に姉妹店あり。)
尚、アイスクリーム・シャーベット製造は店舗に隣接する工場で行われており、ガラス張りで
製造設備を見ることができます。
アイスクリーム170円~、シャーベット140円~。 この味は、絶品しかもこの値段は超お徳です。
普段アイスクリームを口にしない誠兵衛もこの味には感激しました。
ここで一句
アイスクリン 東京タワーを 超えにけり
東京散歩の誠兵衛でした。
今回はここまで。いよいよ春本番。次回はどこに行こうかな。