プラネット薬局 | 日記 | 東京散歩ブログ 番外編 深川の雪 現る

地域に密着した掛かり付け薬局を目指します。処方箋をお預け・FAXして頂ければお薬を配達致します。

Top >  日記 >  東京散歩ブログ 番外編 深川の雪 現る

プラネット薬局 の日記

東京散歩ブログ 番外編 深川の雪 現る

2014.03.09

東京散歩の誠兵衛です。
カメラ片手に出掛けた東京都内や近郊のおすすめ街歩きコース、飲み歩きスポットを
ご案内するブログです。
時には番外編として折々のトピックスやイベントのご紹介もしてまいります。

3月初め、喜多川歌麿の代表作として知られる浮世絵「深川の雪」が2012年から古美術商で
保管されていたことが取材で分ったとNHKニュースで報道されました。
誠兵衛、浮世絵にはとんと疎く。
もちろん歌麿さんの名前や美人画で名高いことは存じ上げていますが、
「深川の雪」が代表作として知られると言われても・・・。
皆さんは、ご存知でしたか?
まあ、それはそれとして、先ごろ徘徊、いや周遊した深川にちなんだ作品とのことで、俄然興味を掻き立てられました

「深川の雪」は縦2メートルX横3.5メートルの巨大な浮世絵。
「吉原の花」、「品川の月」と共に「雪月花」3部作として歌麿肉筆画の傑作と言われているそうな。
江戸の名高い遊郭、花街(かがいと読むのが正式とか)を描いたもの。

この「深川の雪」は、深川の料亭を舞台に遊女や芸者が火鉢を囲んだり遊びに興じたりする姿が、
生き生きと描かれており、折りしも降った雪が描かれているのがテレビでもよく分りました。。

戦後まもなく銀座の百貨店で開催された展覧会にわずか3日間展示された後、行方が分からなくなり、
これまではモノクロ写真しか記録が残っていなかったそうだ。

ニュースで見たが、包装紙に包まれた浮世絵が拡げられ、長い年月でてっきり色褪せていると
勝手に思い込んだ浮世絵が極めて色鮮やかな色彩を持っていたのには驚かされました。


カラー写真のプリントなんか、何十年かすると色褪せるのに、江戸時代の浮世絵の色、見事なものです。
恐るべし江戸 匠の技。また、これを劣化させず保管し続けた先人の智恵。

感服しました。

>ここで一句<
平成に 深川の雪 消え残り
歌麿が 息吹き返したり 深川の夜
時空超え 江戸をあらわす 歌麿が

今回については残念ながら画像は用意できませんでした。ネットや報道などを通じてご覧ください。
尚、三部作の「吉原の花」、「品川の月」は米国の美術館に所蔵されていますが、「深川の雪」は
2014年4月から箱根の岡田美術館で公開されます。
歌麿晩年の集大成と云われる肉筆の大画を国内で鑑賞することが可能となりました。


これからも気になった出来事については番外編として東京散歩でお知らせします。

東京散歩の誠兵衛でした。

日記一覧へ戻る

【PR】  柳川コンタクトレンズ  paint shop BE COOL  リサイクルショップ SinPooh  アスキーテクノサービス|デザインリフォーム  TOKYO BEAUTY INSTITUTE