プラネット薬局 の日記
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東京散歩ブログ 深川周遊その1
2014.02.15
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初めまして。東京散歩の誠兵衛です。
趣味は、写真、古いフィルムカメラ収集、ウォーキング(メタボ、ロコモ対策)、
登山(高校時代登山部、あの頃の体力を取り戻したい)、居酒屋探訪(うち飲みも大好き)等。
これから東京散策(あるいは徘徊?)、近郊の山登りなどをブログに掲載しますので、
よろしくお願いします。
深川周遊 その1
深川は現在の東京都江東区の北西部に当たり、江戸時代には物資の
集積地、各藩の下屋敷が多数置かれた地域。ディープな東京の下町。
誠兵衛が尊敬する伊能忠敬先生や俳聖松尾芭蕉が居を構えた江戸の文化、
芸術の発信地をぶらり散策しました。
3回に分けてアップします。今回は富岡八幡宮から芭蕉俳句の散歩道まで。
コース
1 富岡八幡宮、深川不動尊、採茶庵跡、芭蕉俳句の散歩道、
2 深川江戸資料館、清澄庭園、相撲部屋通り、萬年橋、芭蕉神社、
3 隅田川を臨む芭蕉像、江東区芭蕉記念館、下町レトロ居酒屋
富岡八幡宮 別名「深川八幡」
1624年(寛永4年)創建。江戸時代初期に行なわれた深川の干拓が難航したため、
波除八幡の異名をもつ横浜の富岡八幡宮を分霊したとの記録が残る。
江戸勧進相撲の発祥地であり、しばしば境内で本場所も開催された。
入口にある伊能忠敬像
伊能先生は測量の旅にでる際、道中の無事を祈って必ず参拝したそうです。
先生は千葉佐原の名主。商売の造り酒屋や米問屋を大きく発展させた後、
隠居して江戸深川に移り住み、幕府天文方高橋至時大先生に師事し、星学(天文学)、暦学、
測量術を学ぶ。測量の基本である歩測を極め、本邦子午線一度の測量を志し、
一歩一歩愚直なまでに積み重ね、遂に四千万歩で日本沿岸地図を完成されました。
誠にご立派!つれ合いに先立たれる度にまた後添いをもらうこと三度。この点もご立派!
誠兵衛、ひれ伏して先生に敬意を表したく。と思ったけど服が泥だらけになると本日の周遊に
差し支えるので、合掌と最敬礼にしておきました。
詳しくは井上ひさし著「四千万歩の男」をお読みください。
深川不動尊 正式には成田山東京別院深川不動堂
採茶庵跡
芭蕉翁は奥の細道の旅に出る前、居所を処分(と言っても借家)しばらく弟子の杉山杉風の
採茶庵に住み、元禄2年(1689)5月16日仙台堀川の土手から奥の細道の旅に船で出発。
当時長期の旅には病気や追剥ぎに襲われるなどの苦難が予想され、芭蕉先生、もう二度と
江戸の地は踏めないとの覚悟で居所を畳んだんでしょうか?
先生にそこの処、お聞きしたいものです。
芭蕉俳句の散歩道
採茶庵跡から仙台堀川沿いの遊歩道に芭蕉の句が掲示されています。
川といっても運河です。仙台藩下屋敷が運河沿いにあったことから名付けられた。
今回はここまで、次回は深川江戸資料館から。
東京散歩の誠兵衛でした。